■ 演出家挨拶(サイト掲載文)
かねてから念願であった自分の主催する劇団。それがまさに小さな一歩を踏み出そうとしております。三年前に書いた「パレ闇」をやや書き直して今回の旗揚公演で上演することになりました。
大学で演劇を始めて、 今は会社員である傍ら、休日を利用して芝居作りを しております。
求めているのは、芝居そのものが評価されることです。脚本を、役者の演技を、ネタを、 何年経っても語られる、そんな良質の芝居を 創っていくことです。そのために、普通に軌道に乗っている劇団のようなスパンで公演を重ねることはできないかもしれません。公演を重ねることや、優れた宣伝広告が、劇団のステータスになりがちな小演劇界ではありますが、中野劇団は、当面は「美味いのに手間とコストがかかって 赤字になっちゃうたこ焼き屋」みたいな感じで頑張りたいと思います。悲しいことに芝居は絵画や映画、小説と違い、 保存がききません。観に来て下されば、本当に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
平成15年2月2日 中野 守(後日一部修正)