■ 公演を終えて
初めての短篇オムニバス。
企画当初は7〜8本のストックがあり、15本くらいやりたいと言っていたが、実際その中から採用したのは『ピロシキ』と『凄い配管工の兄弟』の2本のみ。
残りは稽古が始まってから書き足さなければならないことから、本数を減らそうと考えていたら、何だかんだとやりたいことが出てきて、結局15本になった。
上演という具体的目標があるときは、ないときと比べても筆の進みが早い。
というよりも、上演するかどうかわからず書いているものは、完成前にモチベーションが下がって、保留になることが多い。
もともとコント風ともいえる脚本を書いてきたので、本を書くことは思いのほか順調だったが、その他でいろんな予想しなかった不安が出てきた。
稽古の時間配分がわからなかったり、衣裳、小道具に凝ってしまってスタッフが物凄く頑張ってたり、舞台のデザインがなかなか決まらなかったり。
みんなが苦労した甲斐あって、お客様の反応は上々だった。(文:中野)