■ 脚本について
第6回公演はタイムリープものでした。同じ時間が繰り返すって奴です。洋画ならアシュトン=カッチャー主演『バタフライ=エフェクト』、邦画なら牧瀬里穂主演『ターン』、ドラマなら堂本剛主演『君といた未来のために』、世にも奇妙な物語だと内村光良主演『そして、くり返す』、他にも『リプレイ』などなど。同じ時間を繰り返す人の話。という点においては斬新でもない。
じゃあ何が違うのかというとその繰り返す長さです。『10分間』は文字通り10分間という短い時間の繰り返しのお話です。10分間を場面を切らずに演じて、また同じ10分間が始まります。つまり変化を起こさない限り同じことを何回もやらないといけないわけです。同じことやっても見てる側は退屈ですから、どうやって前の10分間と違うようにするか、そこが悩み所でした。10分間っていう長さは何かを変えるには短いし、変えた所で元に戻るわけですし。
間違えて物凄い強い敵のいる洞窟に入った気分でした。