■ 公演を終えて
中野劇団を立ち上げる前に参加していたThe Cloud Projectでは2つの脚本を書いて上演させてもらった。ひとつは『パレ闇』でもうひとつがこの『真実は笑わない』。因みに今世紀最初の作品でもある。
その再演を中野劇団でやりたいという思いは劇団を旗揚して2年くらい経った頃からあった。けど、やるからには初演を超える条件、たとえば舞台装置に凝るとか、広い会場とか、その辺りを満たしてやりたいなというのと、慢性の参加者不足もあって、ずっと先送りになっていた。というわけで今回、ホールが決まり、役者も集まって、別の演目でやろうとしていたところ、その演目が使えない状況になってしまったので、だったら『真実〜』をやろうと。
中野劇団では初めての関西弁じゃない長篇ということもあり、今まで上演してきた作品とはちょっと色が異なる作品だったと自分では感じている。見た人がそう思ったかどうかはわからないけど。あとは、久しぶりに舞台装置に凝ったため、装置作りが大変だった。平日はみんな働いてるし、休日を稽古に充ててるので、なかなか作業の時間もなくて。(文:中野)