■ 演出家挨拶
これで4度目の短篇集です。
11回の公演うち4度なので3回に1度はコントやっとるわけですが、劇団です。
今回11本の短篇をやるわけですけど、稽古中にはもう少しいろいろと作りました。その中で見せたいって思えるものを磨いてきたわけですが。磨いてたら若干予定していたより尺が伸びました。それも申し訳ないです。

笑いって奥が深いです。
最近、中野劇団は特に前回公演からですが、オタク的な要素が増えつつあります。
某巨大掲示板を見ている人はご存じかも知れませんが、「乙」というのが「お疲れ様」の略であったり、「orz」は人が両手をついて項垂れている様を表していたり、「腹痛えww」←この「w」が笑っていることを表していたり(多分、(笑)のローマ字waraiから来てるのんだと思いますが)、意味を知っていないと、全く何のことを言っているのか、暗号みたいなやりとりがなされています。
おそらくリアルタイムで書き込みをするために、なるべく短時間で入力するための工夫から来ているのでしょう。そしてそのやりとりの中で、どんどん新しい言葉が生まれています。今回の演目の中にはちょっとその辺を扱ったものもあるんですが、笑いというのは、「わからないと笑えない」のは当然なのですが、往々にして「説明しすぎると笑えない」ものでもあり、いつもそのことについて頭を抱えます。
ですので、「わからないけど、何となく伝わった」を狙いにしたり、他で笑える要素を足して補ったり、その場その場でbetterを探しています。

最後に、今回の題名は演目には直接関係はありません。何とか頑張って意味づけをしようとしました。が、いくら考えたところで、とってつけた感が否めなかったので、潔く省きました。すみません。「丸顔の馬」や「四角い円盤」みたいにありそうでないものを題名にと考えていて思いついたのが『義理の夫』です。